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昭和の装幀家たち: gutter,昭和の装幀家たち: gutter戦時中の昭和17年1月15日 生活社から発行された『すまひといふく』婦人誌です。総ページ数　232pA5サイズ 21㌢×14.8㌢×1.3㌢※カバー付き（痛み汚れ除けパラフィン紙カバー）角や背表紙などに多少の擦れや汚れや切れや経年劣化があります。中面は良い状態を保っています。状態に神経質な方や完璧をお求めの方はご購入をご遠慮下さい。戦時下の物資不足の中で発刊された80年以上経った古本とご理解下さい。◎目次鳥屋の夕　#横光利一櫻の小袖　#長谷川時雨希望を言えば　#武者小路実篤つぎはぎの着物　#森田たま着こなし　#藤原あき土地のない家　#兼常清佐軍人のみだしなみ　#三徳四水袷　#岡田八千代美しい家　#林芙美子楽しい生活　#村岡花子色を覚える　#佐野繁次郎日本間と洋間の区別　#谷口吉郎古老に訊く　#吉田五十八経済は洗い張りかげん　#柴崎吉太郎国民生活と衣服 #青木秀夫戦争とみだしなみ #田中千代節約の美しさ #伊東茂平西洋人の帽子はぜつたい日本人向じゃない #齋田あきすまひの事 #間喜三郎洋服の手記 #河井章子きもの讀本 #安並半太郎『暮しの手帖』花森安治 氏が手がけた貴重な一冊です。昭和19年発行の『切の工夫 』は5,000部発行でしたのでこの本も発刊部数は多く無いと思います。花森氏は安並半次郎のペンネームで『きもの読本』を執筆しています。花森氏のデザインの師としても知られるパピリオ化粧品で一緒に働いていた佐野繁次郎 氏が装幀を手がけ『色を覚える』のタイトルで執筆しています。レイアウトや文字組み等、内容的に価値のある貴重な資料です。横光利一氏や武者小路実篤氏や森田たま氏や林芙美子氏や田中千代氏等の錚々たるメンバーの原稿が掲載されています。『暮しの手帖』の写真を創刊号から撮っていた松本政利氏がカメラマンとして参加しており『暮しの手帖』にも通じる編集となっております。太平洋戦争が始まった翌月の時点では、節約、倹約の生活の中で住まいや装いへの工夫がかろうじて行える余地があったことが内容から伺えます。◎⤵︎以下検索語句防空壕被災者パピリオ化粧品切りの工夫住いと衣服絣藍染装丁デザインパピリオ化粧品暮しの手帖#花森安治横光利一武者小路実篤林芙美子大東亜戦争第二次世界大戦